猫との暮らしは楽しいだけじゃありません。「あれを早く知っていれば…」と後悔したこともたくさんあります。
30年以上猫と暮らし、最大12匹同居の経験から、特に「これは絶対にやってはいけない」と痛感した3つのことをまとめました。
これから猫を飼う方、すでに飼っている方、特に多頭飼いを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1. 「ちょっとだけ」と思って人間の食べ物を与えること
これは本当に多くの飼い主がやってしまう過ち。私も若い頃にやってしまいました。
なぜダメか
- 塩分・脂質が猫には致命的:腎臓・心臓に負担
- 中毒物質が含まれる食材:玉ねぎ・チョコ・ぶどう・キシリトールなど
- 食欲のリズムを崩す:人間の食事を欲しがって本来のフードを食べなくなる
- 習慣化すると止められない:毎日ねだられる地獄が始まる
うちで起きたこと
食卓の唐揚げをあげてから、食卓に来るたびにねだるようになった猫がいます。今いる8匹の中にも、まだ1匹います。「最初の一回」が命取り。
シニア期の慢性腎不全リスクを考えると、本当に若いうちから人間の食べ物は遠ざけるべきでした。
2. 健康診断をサボること
「元気だから大丈夫」「動物病院は猫がストレス」と健康診断を後回しにするのは、シニア期に大きな代償を払うことになります。
健康診断をサボった結果
うちで看取った猫の中には、慢性腎不全の発見が遅れた子が複数います。健康診断で早く見つかれば、食事療法などを早めに始められます。
健康診断のメリット
- 慢性疾患の早期発見:腎不全・甲状腺機能亢進症・糖尿病など
- 初期治療なら安く済む:進行してからは医療費が膨らむ
- かかりつけ病院に慣れる:いざという時の通院ストレスが減る
健康診断の頻度の目安
- 0〜6歳:年1回
- 7歳以上:年2回(春・秋)
- 10歳以上:3〜4ヶ月に1回
多頭飼いだと費用が膨らみますが、放置して大病してから治療するより圧倒的に安く済むのが現実。
3. 多頭飼いの新入り猫をいきなり先住猫と対面させること


「家族になるんだから早く仲良くなってほしい」と急がせると、取り返しのつかない関係悪化になります。
うちで起きた失敗例
過去に、新しい子猫をすぐに先住猫の前に出したことがあります。その後もずっと仲が悪いままでした。
よく勧められる対面の手順
- 1〜2週間は完全別室:新入りはケージ+個室で過ごす
- 匂いの交換:互いのタオルを交換して匂いを馴染ませる
- ドア越しに鳴き合いさせる:1週間続ける
- 柵越しに視覚対面:ベビーゲートなど
- 同部屋(短時間・人間監視下):徐々に時間を延ばす
- 完全同居解禁:1ヶ月以上かけて
面倒に感じるかもしれませんが、この1ヶ月の手間で猫の一生が変わると思ってください。
その他、避けたほうがいいこと(番外編)
- 窓・ベランダの脱走対策を後回しにする:脱走事故は命に関わる
- 避妊・去勢手術を「自然に逆らう」と避ける:病気・問題行動・寿命に直結
- 「拾った猫だから動物病院いらない」と判断する:野良出身ほど検査必須
- 猫のストレスサインを軽視する:過剰グルーミング・粗相は心の不調
30年経験から伝えたい本質
失敗を経験した私から、これから猫を飼う方へ伝えたいこと:
- 「ちょっとくらいいい」が最大の敵
- 予防>治療は本当に安く済む
- 面倒な手順を踏むことが愛情
多頭飼いの管理を効率化する
多頭飼いになると、特に通院・投薬の管理が複雑化します。30年の経験から作った無料アプリで、多頭飼いの健康記録を一元管理できます。
うちで使ってきたプレミアムフード
過去の失敗から、フードの質にはこだわるようになりました。ただ、安いフードのほうがよく食べることもあって、食べないよりは食べるほうがいいと悩みながら選んでいます。
いちばん食いつきが良かった:オリジン
カナダ産で世界90ヵ国で販売されているプレミアムフード。新鮮な食材を高配合した「バイオロジック」な設計が特徴。
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モグニャン
白身魚ベースで香りが強く、偏食気味の子にも食いつきが良いと評判のキャットフード。グレインフリーで穀物アレルギーにも配慮されています。
愛猫の健康を守るアイテム
食事・トイレ・キャットタワーなど、毎日のケア用品を整えることが健康維持の第一歩。アイリスオーヤマ公式オンラインストア「アイリスプラザ」では多頭飼いに役立つ商品が揃っています。
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まとめ:失敗から学んで、猫との時間を楽しんでほしい
3つの「やってはいけない」をおさらい:
- 人間の食べ物を「ちょっとだけ」あげない
- 健康診断は絶対サボらない
- 新入り猫をいきなり先住猫と対面させない
失敗しても次に活かせばいい。完璧じゃなくていいので、取り返しのつくミスと、つかないミスを区別することが大事です。
猫との時間は驚くほど早く過ぎます。後悔のないように、できる準備はしておきましょう。









