2014年12月に買ったハリオの「フタがガラスのご飯釜」を、12年目の今も使っています。その間、家に炊飯器はありません。
買った時の説明書と今の公式の説明書を見比べると、火加減の書き方が変わっていました。その違いと、僕の家で落ち着いた蒸らし時間、こびりつきの防ぎ方を書いています。
困っている点も2つあります。買うか迷っている人は、そこまで読んでから決めてください。
ハリオのご飯釜を12年目まで使って分かったこと
| 使っている物 | 2014年12月に買った3合用(GN-200B)と1合専用(GN-150)。2つとも手元にある |
|---|---|
| 炊く人 | 母と僕。炊飯器はずっと家に無い |
| 炊き方 | 米を水に浸けず、強火。笛が鳴って1分で火を止め、25分蒸らす |
| こびりつき | 失敗しない限り起きない |
| 困った点 | 重い。炊く時に笛の所から熱湯が飛んで、コンロの周りが汚れる |
| 買い足した物 | フタの笛の部品を1度(なくしたと思って買い、後で見つかった) |
僕の釜は旧型で、今売っている物とは品番も、説明書に書いてある火加減も違います。違いは次の章と「炊き方」の章にまとめました。


2026年10月に炊いた時の、今の釜です。
使っているのは2014年に買った旧型|今売っている物との違い
買ったのは2014年12月です。3合用と1合専用の2つを一緒に買いました。


箱には「GN-200 3合用」「GN-150 1合専用」とあります。値段は、2つで1万円を軽く超えていたはずです。


釜は黒い陶器で、フタは透明のガラスです。フタの上の黒い取っ手に、炊けたことを音で知らせる笛が付いています。
今売っているのは2〜3合用と1〜2合用
ハリオの公式サイトに今載っているのは、次の2つです。2026年10月9日に確かめました。
| 2〜3合用 | 品番GNR-200-B-W。メーカー希望小売価格12,100円(税込)。幅270×奥行230×高さ210mm、箱を含めて約2,800g |
|---|---|
| 1〜2合用 | 品番GNR-150-B-W。メーカー希望小売価格9,900円(税込)。幅210×奥行174×高さ195mm、箱を含めて約1,600g |
| 使える熱源 | 直火。IHとオーブンには対応の印が付いていない |
| 素材 | 釜は萬古焼(ばんこやき)の耐熱陶器、フタは耐熱ガラス |
| 洗い方 | ガラスのフタと樹脂の部品は食洗機で洗える |
僕が持っているのは旧型だけです。この記事の体験はすべて旧型の話で、形や厚みが今の物とどう違うかは比べていません。
製品の詳しい説明はハリオ公式サイトの「フタがガラスのご飯釜」のページにあります。
炊き方|説明書は強火から中火に変わっていた
買った時の説明書と今の説明書を並べると、火加減が違います。2014年の説明書は強火、今の説明書は中火です。
| 2014年の説明書 | 今の説明書 | 僕のやり方 | |
|---|---|---|---|
| 浸水 | 30分程度(冬は1時間程度) | 30分程度(冬は1時間程度) | しない |
| 火加減 | 強火で8〜10分程度 | 中火で7〜10分程度 | 強火 |
| 笛が鳴ってから | 1分程度 | 1分程度 | 1分 |
| 蒸らし | 15分 | 15分 | 25分 |


上の写真は、2014年に箱に入っていた説明書です。「炊飯の基本」の欄は、強火で8〜10分です。
今の説明書は、火力が強すぎると釜の内側に白米がこびりつくことがある、と注意しています。鍋底の平らな部分に火を当てる図つきです。
これから買う人は、付いてくる説明書のとおり中火から始めるのがよいと思います。僕のやり方は、旧型の釜と家のコンロでの話です。
僕の炊き方|浸水なし・強火・蒸らし25分
僕は米を水に浸けません。米と水を入れたら、そのまま強火にかけます。


沸いてくると、ガラスのフタ越しに泡が上がるのが見えます。写真は2014年12月に初めて炊いた時のものです。


取っ手の穴から蒸気が吹き出すと、笛が鳴ります。鳴ってから1分で火を止めて、そこから25分蒸らします。
こびりつきと蒸らし時間|15分、30分、今は25分
使い始めの頃によくあった失敗は、釜の底にご飯がこびりつくことでした。僕の家では、蒸らす時間を延ばして落ち着いています。
| 2015年1月 | 説明書どおり15分。蒸らしが足りないと、ご飯が焦げ付くことがあった |
|---|---|
| 2016年1月 | 30分。火を止めてから30分待てば、こびりつかなかった |
| 2026年10月 | 25分。失敗しない限り、こびりつきは起きない |
米を水に浸けておくかどうかは、こびりつきに関係がありませんでした。30分置いてもご飯は熱いままでした。
洗う時は、少し水につけて置いてから洗います。2014年の説明書は、使った後の釜を長い時間水や洗剤に浸したままにしないよう求めています。
焦げ付いた時の落とし方も同じ説明書にあります。釜に水と重曹を小さじ2杯ほど入れ、弱火で煮立たせてしばらく置き、スポンジでこする方法です。
今の説明書は、こびりつきの原因に強すぎる火力を挙げています。蒸らしを延ばしてもこびりつく時は、火加減を見直す手があります。
困った点は2つ|重さと、笛から飛ぶ熱湯
釜もフタも重い
1つ目は重さです。今の2〜3合用は、公式の表示で箱を含めて約2,800gあります。


使い始めた頃から、3合用は力の弱い人だとしんどい重さかもしれないと思っていました。12年目の今も重いと感じます。
笛の所から熱湯が飛んでコンロが汚れる
2つ目は、炊いている時に笛の所から熱湯が飛び散ることです。コンロの周りが汚れます。
今の説明書にも、火力や加熱時間によっては吹きこぼれることがある、と注意書きがあります。僕の家は強火なので、中火の時にどうなるかは分かりません。
2014年の説明書には、フタの真ん中の穴から蒸気が噴き出すので、鍋つかみを使ってフタや釜に直接さわらないように、ともあります。
笛の部品は別に買える|なくしたと思って買い足した
フタの取っ手の、笛になっている部品を一度なくしたと思い、部品だけ買ったことがあります。その後、元の部品が見つかりました。
買った方は予備として置いてあります。
取っ手と笛の部品は、外して洗えるつくりです。2014年の説明書には、笛の部品をなくさないように、という注意書きがあります。


今のフタの取っ手を上から見た所です(2026年10月)。真ん中の小さな穴のある部品が笛です。
ハリオの公式サイトは、スペアパーツは公式のネットショップで買えると案内しています(2026年10月9日に確認)。旧型の部品が今も買えるかは確かめていません。
ご飯の味|米はいろいろ試して、水はミネラルウォーター


写真は2014年12月、初めて炊いた時の雑穀入りのご飯です。いつものご飯よりつやつやしている気がしました。


こちらは2026年10月に炊いた白いご飯です。よそった後なので、手前は釜の底が見えています。
使い始めて1か月ほどの2015年2月には、ご飯のおいしさが3割増しくらいに感じていました。あまり白米を食べなかった母が、茶碗2杯食べるようになったのもこの頃です。
当時は、山形のつや姫がいちばん合うと思っていました。今は、米はその時々でいろいろ試しています。
水はミネラルウォーターです。釜を変えなくても、水をミネラルウォーターにするだけでご飯の味は変わると、使い始めた頃から感じていました。
今買うなら|サイズと熱源を先に確かめる
今の品は2〜3合用と1〜2合用の2つで、どちらも直火用です。IHの家向けには、公式サイトに「フタがガラスのIH対応ご飯釜雪平」という別の製品が載っています。
店によって値段が違うので、買う前に見比べてください。
まとめ
- 2014年12月に買った旧型の3合用と1合専用が、12年目の今も手元にある。炊飯器はずっと家に無い
- 説明書の火加減は、2014年は強火、今は中火。これから買う人は今の説明書に合わせる
- 僕の家は浸水なし、強火、笛が鳴って1分、蒸らし25分。失敗しない限りこびりつかない
- 困るのは重さと、笛の所から飛ぶ熱湯でコンロが汚れること
- 笛の部品は別に買えた。公式サイトは、スペアパーツは公式のネットショップで買えると案内している









