石切神社の参道は、石切駅から神社まで、標高でおよそ76mを下っていく道です。その途中に、よもぎ餅やよもぎうどんの店が並んでいます。
食べ歩きが好きなので一度行ってみたくなり、2026年10月に神社と商店街の公式サイト、東大阪観光協会のページで調べました。
よもぎの名物の店6軒の営業日、駅からの道と駐車場の選び方、お百度参りのやり方をまとめています。親を連れて行く時のトイレと休める所も、公式の境内図で確かめました。
石切神社(石切劔箭神社)の基本情報|境内は24時間お参りできる
| 正式な名前 | 石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)。地元では「石切さん」と呼ばれる |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府東大阪市東石切町1丁目1-1 |
| お参り | 境内は24時間開いている |
| 授与所 | 御本社 8時〜16時30分/上之社 8時〜16時(上之社は9日・19日・29日は閉所) |
| 御加持・御祈祷の受付 | 9時〜11時30分、13時〜15時30分(9日・19日・29日を除く)。個人は予約なしで受けられる |
| 電話 | 072-982-3621 |
神社の公式サイトで2026年10月29日に確かめた内容です。参道の近くにある御本社のほかに、石切駅の東の山側に上之社があります。
社名の「石切劔箭」は、御祭神の力が固い岩も切り裂いて貫くほど大きいことを表していると、公式の説明にあります。とくに御加持・御祈祷とお百度参りが知られていて、関西だけでなく全国からお参りがあるそうです。
本殿・拝殿・幣殿と、それを囲む透塀は、2025年3月に国の登録有形文化財になりました。本殿の前のくすの木は樹齢約470年で、東大阪市の天然記念物です(東大阪市のページ)。
9日・19日・29日は祈祷が無い日
毎月9日・19日・29日は、御加持・御祈祷を受け付けていません。上之社の授与所も閉まり、崇敬会館の手荷物のロッカーも一日使えません。
境内に入ってお参りするだけなら、この3日も変わりません。祈祷を受けたい人や、上之社でお守りを受けたい人は、この3日を外して日を決めた方がよさそうです。
行き方|新石切駅から約500m、石切駅からは下り坂の参道
| 駅 | 駅からの距離と時間 | 通る道 |
|---|---|---|
| 近鉄けいはんな線「新石切」駅 | 北東へ約500m・徒歩約7分 | 南駐車場の横を通って鳥居へ |
| 近鉄奈良線「石切」駅 | 西南へ約1.5km・徒歩約15分 | 石切参道商店街を通って神社へ下る |
距離は東大阪市のページ、時間は東大阪観光協会の観光サイト「ピカッと東大阪」の数字です。神社の公式サイトには、2つの駅から御本社までの徒歩ルートの地図が載っています。
石切駅と神社は標高が約76m違う
国土地理院の標高で見ると、神社の住所の地点は約32m、石切駅前の交番のあたりは約108mでした。石切駅は生駒山のふもとの高い所にあり、参道はそこから神社へ向かって下っていきます。
参道商店街の店は、この道の途中に並んでいます。石切駅から歩けば、下りながら店をのぞいて神社に着く道順です。
反対に、神社から石切駅へ戻ると、約76mを上ることになります。食べ歩きの後に上り坂を歩くかどうかで、どちらの駅を使うかが変わります。
駐車場|神社の駐車場は2か所・最初の1時間300円
| 南駐車場 | 24時間使える |
|---|---|
| 北駐車場 | 午前4時〜午後7時(停めている車はいつでも出せる) |
| 料金 | 最初の1時間300円、以降30分ごとに100円 |
| 車での道 | 阪神高速13号東大阪線「水走」出口から約5分。第二阪奈道路「西石切ランプ」出口から約5分 |
| バス | 予約制(申込書をFAXで送る) |
神社の公式の地図・交通案内に書かれている内容で、台数は書かれていません。公式は駐車場の台数に限りがあるとして、できるだけ電車などで来るよう案内しています。
2つの駐車場は、神社の新石切駅の側にあります。車で行って参道商店街を歩くなら、神社から石切駅の方へ上っていく道順になります。
年末年始や行事の日に駐車場の料金や時間が変わるかは、公式サイトには書かれていませんでした。
参道の食べ歩き|よもぎの名物の店6軒
石切参道商店街は、石切駅から神社を通って新石切駅まで続く参道のまわりに、百数十の店が並ぶ商店街です(商店街の公式サイト)。飲食店のほかに、食品・占い・漢方薬・衣料品などの店があります。
名物は、よもぎを使った食べ物です。東大阪観光協会の「よもぎ特集-石切編-」(2026年5月)に載っている6軒を表にしました。
| 店 | よもぎの名物 | 営業時間 | 定休日 |
|---|---|---|---|
| 生田屋 | 焼きよもぎ餅・よもぎ串団子・よもぎそば | 10時〜16時 | 金曜日・9のつく日・最終週の土日 |
| 寿々屋 | よもぎ餅・山菜おこわ | 7時〜17時 | なし |
| 梅月堂 | よもぎおはぎ・よもぎ餅 | 8時〜17時 | 不定休 |
| つるぎ屋 | つるぎ餅(剣の刻印入りのよもぎ餅) | 9時〜17時 | 不定休 |
| 大和屋 | よもぎうどん・よもぎの天ぷら | 8時30分〜17時 | なし |
| 出雲そば橋本 | よもぎそば | 9時〜16時 | 不定休 |
営業時間と定休日は協会のページの内容で、予告なく変わることがあると書かれています。値段は、協会のページにも商店街の公式サイトにも載っていませんでした。
歩きながら食べるなら生田屋のよもぎ串団子
食べ歩きに向いているのは、生田屋のよもぎ串団子です。協会のマップ「東大阪をベタベタタコパ旅」(2025年3月)で、食べ歩きにもぴったりと紹介されています。
味はタレ・きな粉・粒あん・こしあんなどから選べます。焼きよもぎ餅は、注文してから1つずつ焼いて出すそうです。
寿々屋・梅月堂・つるぎ屋は和菓子の店なので、よもぎ餅やおはぎを買って持ち帰ることもできます。梅月堂は朝4時から仕込みをして、その日にできたお餅を出していると協会の特集にあります。
座って食べるなら大和屋と出雲そば橋本
大和屋は、よもぎうどんで知られる定食屋です。協会の特集では創業70年で、丼やおでんもあると紹介されています。
出雲そば橋本のよもぎそばは、よもぎの粉を練り込んだ自家製の麺です。店主が毎日そばを打っていると書かれています。
よもぎ以外の名物
| 村田屋 | おでんを約140年炊き続けている定食屋 |
|---|---|
| 太田屋 | 紅梅焼。大正3年創業で、ひょうたん形のせんべいに「石切」の文字。休日はすぐ売り切れる |
| 布一屋 | せんべい。昭和元年創業で、青のりと胡麻入り |
| 明石焼 たこつぼ | 明石焼き |
| Ball’s | クレープ |
| 石切ひろうす工房 | しいたけや野菜が入った手作りのひろうす |
協会の「石切参道商店街特集」(2024年9月)と「東大阪をベタベタタコパ旅」(2025年3月)に載っている店です。参道には占いの店が多いのも特徴だと、協会の商店街特集に書かれています。
僕が行くなら|車で新石切駅の近くに停めて参道を上る
僕が行くなら、電車ではなく車で行き、新石切駅の近くのコインパーキングに停めます。神社でお参りしてから、参道を石切駅の方へ上っていくつもりです。
石切駅の側にも、akippaで予約できる駐車場があります。そちらに停めて、参道を下りながら神社へ向かうのも良さそうです。
生田屋は金曜日と9のつく日が休みなので、よもぎ串団子が目当てなら曜日を合わせます。9のつく日は神社の祈祷も無い日なので、どちらにしても外すつもりです。
お百度参りのやり方|回数は自分で決めてよい
お百度参りは、願いごとを神様に届けるために、本殿の前と鳥居の近くのお百度石の間を行ったり来たりしてお参りする方法です。公式の案内では、百回でなくても、自分で決めた回数でよいとされています。
公式の手順をまとめると、次のとおりです。
- 手水舎で手を清め、本殿の右の授与所か崇敬会館でお百度紐を受ける(紐が無くてもお参りできる)
- 本殿の前で、二礼二拍手一礼でお参りする
- 本殿の前とお百度石の間を往復する。紐は1回まわるごとに1本折って数える
- 終わったら、もう一度本殿の前でお参りする
- 紐は、本殿の賽銭箱の左の奉納箱に納める
境内には24時間入れるので、お百度参りもいつでもできます。ただし、12月31日の22時から三が日の間と、神事の間はできません。
手荷物は、崇敬会館のロッカーに預けられます。使えるのは8時〜16時30分で、9日・19日・29日は使えません。
公式は、気候や体調に合わせて無理をしないようにと書いています。
60代の親を連れて行くなら|歩く距離・トイレ・休める所
歩く距離
親と行く時も車にします。神社の駐車場は境内のすぐ横で、新石切駅からも約500mです。
石切駅からの参道は約1.5kmで、神社との標高差は約76mあります。車に戻るには参道を往復することになるので、親の足に合わせてどこまで歩くかを決めます。
境内の段差や石段については、公式サイトには書かれていませんでした。
車いすは崇敬会館に1台あり、境内の中だけで借りられます。参道への持ち出しはできません。
トイレ
公式の境内図では、お手洗いが3か所あります。神楽殿の西(菱水会館のそば)、境内の東の東公園のそば、南駐車場の上の南休憩所のそばです。
車いすで使えるトイレかどうかは、公式サイトには書かれていませんでした。
座って休める所
境内図には「南休憩所」があります。中にベンチがあるかどうかは、公式サイトには書かれていませんでした。
参道なら、大和屋や出雲そば橋本のように座って食べられる店で休めます。
行く前に知っておきたい境内の決まり
- ペットを連れてのお参りはできない(盲導犬・聴導犬などを除く)。やむを得ない時は抱きかかえ、建物の中には入れない
- 個人の記念の撮影はできる。拝殿・神楽殿の中は撮影できない。ほかの参拝者や神社の職員が写らないようにし、三脚や脚立は使わない
- 自転車で境内に入れない。たばこは決められた場所だけ
- 宝物館の公開は、毎年4月15日・16日と10月21日・22日
公式の「ご参拝の皆様へのお願い」とよくあるご質問に書かれている内容です。
よくある質問
石切神社は何時までお参りできる?
境内は24時間開いているので、いつでもお参りできます。お守りなどを受ける授与所は、御本社が16時30分まで、上之社が16時までです。
石切神社の駐車場は無料?
有料で、最初の1時間300円、そのあとは30分ごとに100円です。南駐車場は24時間、北駐車場は午前4時〜午後7時に使えます。
石切駅と新石切駅はどちらが近い?
新石切駅の方が近く、約500m・徒歩約7分です。石切駅からは参道を通って約1.5km・徒歩約15分で、参道の店を回るなら石切駅からの方が通りやすい道順です。
まとめ
石切神社は境内が24時間開いていて、お百度参りもいつでもできます。参道の店は石切駅から神社へ下る道の途中に並び、よもぎ餅やよもぎうどんの店が集まっています。
僕は車で行って新石切駅の近くに停め、参道を上りながら食べ歩くつもりです。9日・19日・29日と生田屋の休みの日は外して日を決めます。
行ったら、歩いた時間と食べた物を写真つきで足します。
大阪の寺社は、ほかの記事でも行く前に調べてまとめています。












