南紀串本リゾート大島は、和歌山県串本町の紀伊大島にある、海沿いの高台のキャンプ場です。料金の仕組みが少し変わっていて、貸切風呂の取り方や犬連れの決まりも気になって調べている人が多いと思います。
この記事では、2026年の料金と予約、サイトの選び方、犬連れのルール、露天風呂、海水浴と釣り、風と雨、アクセスを、公式の案内と僕の記録に分けて書いています。
僕は2019年11月に、母とトイプードルのマオを連れて平日に3泊しました。雨上がりのぬかるみや強風の夜、大阪からの遠さなど、泊まってみて分かったことも書いています。
犬連れでゆったりしたサイトを探している人は、泊まる日とサイトを決める材料にしてください。
南紀串本リゾート大島の基本情報|予約はネットだけ、Wi-Fiはなし
| 名前 | 南紀串本リゾート大島(予約画面では「Camp Resort Ohshima」) |
|---|---|
| 住所 | 和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6(紀伊大島) |
| 電話 | 0735-65-0840(8:00〜19:00)。電話での予約は受け付けていない |
| チェックイン | キャンプは13:00〜17:00 |
| チェックアウト | キャンプは8:30〜12:00 |
| 予約 | ネット予約のみ(公式の予約サイトか、なっぷ) |
| ペット | キャンプサイトはどこでも同伴できる。無料で、1サイト3匹まで |
| Wi-Fi | なし |
| 公式 | 南紀串本リゾート大島 |
ここに書いた料金や決まりは、2026年9月に公式サイトと公式の予約画面で確認したものです。僕が泊まった2019年は「ACN南紀串本リゾート大島」という名前で、チェックインは13:30からでした。
今は公式サイトの名前が「南紀串本リゾート大島」のままで、予約画面やなっぷでは「Camp Resort Ohshima」と表示されます。どちらも同じキャンプ場です。


2019年11月の場内です。芝生のサイトの奥に、コテージなどの建物が並んでいます。
南紀串本リゾート大島の料金|1人いくらの人数制、土曜は高い
| 通常サイト(約80㎡) | 平日と日曜 4,800円/土曜 5,600円/3連休の中日 6,600円 |
|---|---|
| 電源サイト(約80㎡) | 平日と日曜 5,200円/土曜 6,600円/3連休の中日 7,800円 |
| 炊事場付き電源サイト(約80㎡) | 平日と日曜 5,600円/土曜 7,400円/3連休の中日 8,400円 |
| 広々通常サイト(約120㎡) | 平日と日曜 5,200円/土曜 7,200円/3連休の中日 7,800円 |
| ドッグラン付きトレーラーハウス | 平日と日曜 12,400円/土曜 16,600円/3連休の中日 20,600円 |
| グランピング(fire wood) | 平日と日曜 24,800円/土曜 31,000円/3連休の中日 37,600円 |
どれも大人2人で1泊した時の合計です。2026年11月の平日(18日)、土曜(14日)、3連休の中日(21日)で公式の予約画面を見た金額です。
料金は1サイトいくらではなく、泊まる人数で決まります。小学生から1人と数え、幼児は数えません。
シーズンによっても料金が変わるので、泊まる日と人数を入れて予約画面で確かめてください。公式は2026年9月のお知らせで、公式サイトからの予約がいちばん安いと案内しています。
お風呂・薪・炭の料金
| 男女別の露天風呂 | 大人600円・小学生300円・未就学児無料(1泊分。何度でも入れる) |
|---|---|
| 貸切露天風呂 | 上の入浴料+1枠(50分)1,200円 |
| 薪 | 針葉樹(約5kg)700円、広葉樹(約6kg)1,000円 |
| 炭 | 3kg 800円 |
キャンセル料は公式となっぷで違う
公式サイトの料金ページでは、2週間前から10%、5日前〜2日前は20%、前日と当日は50%、当日17時までに連絡がなければ100%です。なっぷの予約画面では、8日前まで0%、7日前〜2日前が20%になっています。
強風や大雨の予報が出た日は、キャンプ場がキャンプサイトのキャンセル料をなしにすることがあります。2026年5月3日にも、夜中の風雨の予報でこの案内が出ていました。
サイトの選び方|番号は選べず、着いた順
サイトは展望サイト、通常サイト、広いワイドサイズ、電源サイト、炊事場付き電源サイト、ソロ・デュオサイト、森林サイトなどに分かれています。通常のサイトは約80㎡で、ワイドサイズはその1.5倍ほどです。
予約するのはサイトの種類だけで、番号は選べません。チェックインした人から順に、空いている番号を選ぶ仕組みです。
電源サイトの電源は2000W(20A・100V)までです。発電機は使えません。
2019年に泊まった炊事場付きサイトの10番


2019年は炊事場付きの電源サイトを予約して、現地で10番を選びました。サイトを選んだのは母です。
左端に「炊事場付き 10」の札と、サイトについている流しが写っています。


チェックインの時にもらった2019年の場内マップです。10番は場内の西の端にある炊事場付きサイトで、すぐ隣がドッグランでした。


サイトはめっちゃ広かったです。テントとタープを張って、車も同じ区画に停めています。
犬連れのルール|キャンプサイトは無料で3匹まで
| キャンプサイト | どのサイトも同伴できる。無料で、1サイト3匹まで |
|---|---|
| ペット可の建物 | 1匹1泊1,650円、最大3匹まで。布団の上に乗せない |
| ドッグラン付きトレーラーハウス | 建物のまわりに約8m×28mの専用ドッグラン |
| 利用規約の決まり | リード必須。しつけができていること。闘犬など人に怖さを与える犬は不可。フンは飼い主が片付ける |
犬の大きさや犬種の決まりは、公式には書かれていません。


2019年に撮った場内のドッグランです。10番サイトの裏にもドッグランがありましたが、日陰がまったくありませんでした。
露天風呂とシャワー|貸切風呂は当日の朝に先着順
| 男女別の露天風呂 | 予約なしで入れる。入浴料を払えば1泊中は何度でも |
|---|---|
| 貸切露天風呂 | 4部屋。1枠50分で、当日15:00〜21:50と翌朝9:00〜11:50。大人2人と幼児1人が一緒に入れる大きさ |
| 貸切風呂の取り方 | 毎日8:30から、管理棟の売店で当日分の木札を先着順に販売。事前予約と電話予約はできない |
| シャワー | 共同の温水シャワーは無料 |
2019年にチェックインの時にもらった注意事項の紙では、露天風呂は完全予約制と書かれていました。今は予約ができず、当日の朝に木札を買う方式に変わっています。
僕は3泊したものの、貸切の露天風呂は使っていません。使いたい人は、朝のうちに売店へ行くのが確実です。
海水浴・釣り・夕焼け|場内の浜は遊泳不可
2019年の場内マップでは、西の端の「雷公神社 前の浜」に「遊泳不可」と書かれていました。公式サイトの場内の案内にも、泳げる場所や釣り場は出てきません。
紀伊大島で泳ぐなら、南紀串本観光協会が「通年遊泳可」と案内している白野ビーチがあります。キャンプ場の公式ブログによると、車で10分ほどです。
同じ島の樫野釣公園の釣り堀は、落石のため当面のあいだ閉場していて、再開の時期は決まっていません(串本町のお知らせ)。僕も滞在中に釣りはしていません。
夕焼けは、サイトやキャンプ場の中から普通に見えます。
風と雨|海風が吹くと強く、雨のあとは通路がぬかるむ
公式のよくある質問では、いつも強いわけではないものの、海沿いでさえぎるものがないので海風が吹くと強く吹くと書かれています。台風の時はクローズします。
近くの気象庁の観測所「潮岬」の平年値では、11月の平均風速は3.9m/sで、大阪(2.0m/s)の約2倍です。11月の気温は最高18.7℃、最低12.4℃で、大阪(最低10.2℃)より暖かめです。
キャンプ場は、風速10mを超える日は焚き火を控えるよう案内しています。2019年に泊まった時も3日目の夜は強風で、キャンプ場から電話がかかってきました。


雨のあとは通路がぬかるんでいて、車も靴も汚れます。2019年は到着の1時間ほど前まで強い雨が降っていて、通路には水たまりと車の跡が残っていました。
公式によると、サイトには水はけのよい土を入れているものの、雨が続くと水たまりができる場所もあります。テントの下に敷くスノコを中央のBBQ場に用意しています。
アクセス|大阪からはめっちゃ遠い
- 車:紀勢道の終点すさみ南ICから国道42号で約40分。くしもと大橋を渡って紀伊大島に入る(公式)
- 電車:JR紀勢本線の串本駅からタクシーで約15分(公式)
大阪からはめっちゃ遠いので、行くだけで大変です。2019年は朝9時半に家を出て、事故の通行止めもあって着いたのは15:30ごろでした。
すさみ南ICから串本までは、すさみ串本道路を工事中です。国土交通省の2025年4月の発表では、開通は2027年夏の見通しです。
買い出しは、公式によると車で約15分のところにスーパーのエーコープ紀南(VASEO)があります。
2019年11月に犬連れで3泊した記録
ここからは、2019年11月11日(月)から14日(木)まで、母とトイプードルのマオと3泊した時の記録です。利用者はそんなにおらず、快適に過ごせました。
1日目(月):到着は雨上がり、夜は炭火で焼きガニ
チェックインは13:30からなので、朝9時半ごろに家を出ました。ところが泉南の手前で事故の通行止めにあい、高速を降りて和歌山市内まで下道を走ることになりました。
着いたのは予定より2時間ほど遅い15:30ごろです。


受付で聞くと、到着の1時間ほど前まで強い雨が降っていたそうです。芝生のあちこちに水たまりが残っていました。


炭は受付で売っていたヤシガラ炭を買いました。3kgで千円近くだったと思います。


暗くなってからBBQを始めて、ステーキとカニを同時に焼きました。カニはコストコで買った冷凍のものですが、炭火で焼くと抜群においしかったです。


準備の間、マオは椅子の上からずっとこちらを見ていました。
2日目(火):場内でのんびり、ダッチオーブンで丸鶏


朝ごはんは、スキレットでりんごのパンケーキを焼きました。焼き時間が分からず、少し焦げてしまいました。


この日は道の駅をいくつか回るつもりでしたが、面倒になってキャンプ場に引きこもりました。途中でふと思い立って、場内を散歩して回りました。


場内は芝生が広がっていて、端から端まで歩くとかなりの距離があります。


夕方は、朝のうちに仕込んでおいた丸鶏をダッチオーブンで焼きました。蓋の上にも炭を置いて、1時間弱です。


鶏の上下を逆に入れてしまい、中に詰めた焼き飯に鶏の血が少し回る失敗もありました。それでも十分おいしく、作っている時間も楽しかったです。


3日目(水):橋杭岩と道の駅めぐり、夜は強風


3日目は晴れたので、朝9時前に道の駅くしもと橋杭岩へ行きました。そこから道の駅なちに寄って、とりめしと焼きそばを買って駐車場で食べました。


そのあとは四季の郷温泉に入りました。大きな温泉ではありませんが、貸切状態だったので快適でした。
帰りに道の駅たいじでマグロの握りと梅酒を買って、キャンプ場に戻りました。




薪が余っていたので、明るいうちから焚き火を始めました。夜はテントの中でキムチ鍋を食べて、道の駅たいじの梅酒を飲みました。
この日は途中で、強風の予報が出ているがどうするかと、キャンプ場から電話がかかってきました。そのまま泊まることにしましたが、深夜は風でテントが大きく揺れて、ランタンが落ちてきました。
4日目(木):強風の夜が明けたら快晴


明け方まで風が強かったものの、テントのロープが緩むこともペグが抜けることもありませんでした。夜が明けると快晴です。


朝ごはんは、前の晩のキムチ鍋の残りで雑炊にしました。片付けまでの時間は、テントの中でマオとごろごろして過ごしました。
帰りはくしもと大橋を渡った先の、なぎさの駅 水門まつりでお昼を食べました。


まとめ|犬連れで広いサイトに泊まれる、遠さと海風は覚悟
南紀串本リゾート大島は、料金が1人いくらの人数制で、大人2人なら平日の通常サイトが4,800円です。犬はどのキャンプサイトでも無料で3匹まで連れて行けて、サイトはめっちゃ広いです。
ただ大阪からは遠く、海風が吹くと強風になり、雨のあとは通路がぬかるみます。貸切風呂は当日の朝に先着順なので、泊まる日と天気を確かめて、朝のうちに木札を買いに行ってください。














