夏が近づくと、毎年気になるのが猫の夏バテ。
うちは30年間で12匹の猫と暮らしてきましたが、夏になると食欲が落ちる・水を飲まなくなる・じっとして動かないといったサインが出る子が必ずいます。
特にシニア猫(10歳以上)は体力の余裕がないので、夏バテをこじらせると一気に体調を崩すことも。
この記事では、30年12匹の多頭飼い経験から夏バテ対策で実際に効果があった5つの方法を紹介します。
猫の夏バテ、こんなサインに注意
夏バテの初期サインを早めに察知すれば、深刻化する前に対処できます。うちで観察してきたサインは以下の通り。
食欲・飲水のサイン
- いつもの量を残す・食事スピードが遅くなる
- 水を飲む量が増える(脱水気味)or 逆に減る(飲みに行く元気もない)
- ドライフードを食べなくなる(ウェットだけ食べる)
行動のサイン
- 1日中ぐったり横になっている
- 遊びに反応しない
- 毛づくろいの回数が減る
- 呼吸が浅く速い(口を開けてハァハァは要注意)
体調のサイン
- 耳・肉球が異常に熱い
- 嘔吐・下痢
- 目がうつろ・反応が鈍い
口を開けてハァハァ呼吸している場合は熱中症の可能性が高いので、すぐに涼しい場所へ移動・動物病院へ。
対策1:室温管理は「26〜28度」が目安
猫が快適に過ごせる室温は26〜28度と言われています。湿度も50〜60%が理想。
うちでやってる室温管理のコツ
- 留守中もエアコンつけっぱなし(電気代より命優先)
- サーキュレーターで空気を循環させて温度ムラ解消
- 真夏は除湿モードの方が体感温度下がる
- 窓際は直射日光で温度上がるので遮光カーテン必須
病院代の方がよっぽど高くつく
停電時の備え
夏の停電は猫の命に関わるので、以下を準備:
- ポータブル電源(小型でもエアコン以外なら数時間動かせる)
- 保冷剤・凍ったペットボトル
- 家族に避難先を共有しておく
対策2:水分摂取を増やす工夫
猫はもともと水をあまり飲まない動物。夏は特に脱水リスクが高いので、水分摂取を増やす工夫が必要です。
うちで効果があった方法
- 水場を複数箇所に設置:リビング・寝床近く・廊下に分散
- 循環式給水器:流れる水を好む子には効果絶大
- ウェットフードを増やす:水分70〜80%で自然な水分補給
- ドライフードをぬるま湯でふやかす:嗅覚弱った子にも効く
- 無塩鶏ガラスープを少量:飲水のきっかけに
飲水量の目安
体重1kgあたり50ml程度(4kgの猫なら200ml/日)。これを大幅に下回るor急に増えたら獣医に相談。
対策3:冷感グッズで体温調節をサポート
猫は汗をかく汗腺が肉球くらいしかないので、人間より体温調節が苦手。冷感グッズで物理的に冷やすのが効果的です。
うちで使ってる・気になる冷感グッズ
- 大理石マット・アルミプレート:触って冷たい素材で長時間OK
- ジェルマット・冷却ジェル:使用時のみ冷感(劣化で破れに注意)
- ペット用ハウス(涼しい素材):籠もって落ち着く
- ペットボトル凍らせて毛布で巻く:DIY冷却(結露対策必要)
冷感マットは猫によって「乗る・乗らない」がはっきり分かれるので、複数種類試すのがおすすめ。
対策4:食欲が落ちた時のフード工夫
夏バテで食欲が落ちると、栄養不足で更に体力が落ちる悪循環に。食欲を取り戻す工夫が大事です。
うちで効果があった食欲UP術
- フードを温める:少しレンジで温めると香りが立って食いつき改善
- ウェットフードを混ぜる:嗜好性UP・水分も摂れる
- 少量を頻回に:1日2回→1日3〜4回に分散
- 新鮮なフードを少量ずつ:時間が経って酸化したフードは食べない
- 液状おやつ(ちゅーる系):食欲スイッチ入れる
2日以上食べない場合は要注意
猫は2日以上食べないと「肝リピドーシス」という命に関わる病気のリスクがあります。1日食べないなら様子見、2日続いたら必ず動物病院へ。
シニア猫の食欲低下については、別記事で詳しくまとめてます。
対策5:通院・投薬・体調を記録する
多頭飼いだと「あの子いつから調子悪いっけ?」が起きやすい。シニア猫は特に変化が早いので、記録で異変を察知することが大切。
記録すべきこと
- 食事量・食欲(10段階)
- 飲水量(給水器のメモリで把握)
- 排泄回数・状態
- 体重(週1で計測)
- 嘔吐・下痢の有無
- 通院日・処方薬・次回予定
紙の手帳でもいいんですが、多頭飼いだと管理が大変なので、僕は自作の無料アプリ「ねこカルテ」を作って使ってます。
夏バテ予防に普段からできること
夏本番(7〜8月)に向けて、5〜6月のうちから備えておくのが理想。
梅雨入り前にやっておきたいこと
- エアコンの試運転・フィルター掃除
- 循環式給水器の準備・設置
- 冷感マットの購入
- かかりつけ動物病院の夏季休診日チェック
- シニア猫は定期健康診断を受けて夏前の体調確認
シニア猫向けのフード・サプリも検討
夏バテで体力が落ちやすいシニア猫には、消化に優しいフード・サプリもおすすめ。アイリスオーヤマ公式ストアではシニア用フードや介護用品が揃っています。
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まとめ:早めの対策で夏を快適に
猫の夏バテは、本番の7〜8月になる前から対策を始めるのがコツ。
うちで30年12匹見てきた経験から、効いた5つの対策:
- ① 室温26〜28度をキープ(電気代より命優先)
- ② 水分摂取を増やす工夫(複数水場・循環給水器・ウェット)
- ③ 冷感グッズで体温調節サポート
- ④ 食欲落ちた時のフード工夫(温める・ウェット混合)
- ⑤ 通院・体調を記録(多頭飼いは特に重要)
特にシニア猫は夏バテ→体力低下→他の不調の連鎖が起きやすいので、早めの対策と異変察知が肝心。
うちの猫たちが夏を元気に乗り切れるよう、5月のうちに準備を整えましょう。
※本記事は個人の経験談です。猫の体調が心配な場合は必ず動物病院で診察を受けてください。
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