いつの時代どんなジャンルでも対立する人がいてますけど、キャンプやアウトドア界隈でも薪割り道具に関する論争を目にします。
薪割りする道具は鉈が良い、いや斧が良いっていう実にくだらない論争が巻き起こってました。
結局答えはめっちゃシンプルで最初から決まってて「状況によって使い分ける」です。
そんなわけで薪割り道具それぞれの特徴と使い分け方を紹介します。
薪割り道具がなくて焚き火できなかった話
まず最初に僕が体験した薪割り道具が無くて焚き火できなかった話です。
普段キャンプ場で販売されてる薪で焚き火をすることしか無いので薪割り道具は持ってませんでした。
ただ長野の高ソメキャンプ場で買った薪がでかくてそのままでは燃やせませんでした。そこで初めて薪割りに挑戦します。
管理人さんに事情を説明して使い込んだ感じの鉈を借りてきていざ薪割り開始です。
でも薪割り何かしたこともなくて知識も何もなかったからかなりビクビクしながらやりました。
この経験を経てキャンプには薪割りの道具も必要と思いました。
キャンプでの薪割り道具の最適は斧
初めての薪割りをドキドキしながら経験した後に、いつもどおり僕のアウトドアの心の師であるおおさかキャンパルのおっちゃんに聞いてみました。
「鉈は薪割りの道具じゃない。薪を割ることだけが目的なら斧がいい」
ということを教えてもらいました。
そんなわけでキャンプにおいて単純な薪割りの道具は斧を選んだ方が便利です。
使うときの注意点は全周囲の近くに誰もいないかを確認して使ってください。
斧は割った薪が両サイドに飛ぶし前後も万が一手が滑って斧が飛ぶと大惨事です。
さらに地面に直接薪を置いて斧を振り下ろすと、地面と接触した際に斧の刃が欠けることがあるから切り株などの上で薪割りしましょう。
最近はネットで薪割り台も売ってるんでこういうのを買ってもいいですね。
お試し用に薪割り斧を試してみたいならこんなのがお手頃価格です。僕の友人は多分これと同じような物を持ってます。
アウトドアの雰囲気を楽しみたいならスウェーデンのグレンスフォシュブルークスの斧とかちょっと高いですけどかっこいいです。
最近はキャンプ系YouTuberがハスクバーナの手斧を良く使ってる気もします。
細めの薪や小枝が多いなら鉈が便利
続いて薪割り道具じゃないとバッサリ切り捨てられた鉈ですけど鉈が活躍するのはどんな場面なのか?
杉などの針葉樹で細めの薪なら十分鉈でも薪割りできます。通常キャンプ場で販売されてる薪は針葉樹が多いです。
ただし広葉樹の薪はかなり固いんで正直鉈では太刀打ちできないです。
鉈の基本的な使い方は木の枝を落とすっていう使い方なので大きい薪や固い薪の場合はおとなしく斧を使いましょう。
ちなみに木製の柄がついた鉈はバトニングみたいに刃の背中側を叩いてると柄がひび割れてくるから注意が必要です。
鉈の面白いところは形状やサイズがいっぱいあることです。小さめのサイズではナイフみたいにフェザースティックを作ることもできます。
逆に大きめの鉈は重さもあるから無理をすれば簡易版斧みたいな使い方もできます。僕の友人が持ってるシルキー鉈もそうですね。
あまりにでかいし邪魔なんで僕はブロードソードと呼んでます。
ブッシュクラフトを手軽に楽しむならナイフもあり
最後に薪割りアイテムではなくてブッシュクラフトアイテムのナイフをご紹介。
この頃なんかしらんけどちまちまとフェザースティック作ったり、薪をわざわざナイフでバトニングするのが流行ってますね。
まあ斧や鉈に比べて圧倒的にコンパクトですし頑張れば一本で焚き付け作りと料理が兼用できます。
ただやっぱりナイフは薪割り道具では無いからあくまで焚き火の焚き付けとか小割作り程度が限界ですね。
僕はブッシュクラフトに鼻毛ほどの興味もないんであんまりナイフの必要性は感じてないです。あくまで楽しむアイテムで必要なものでは無いと思います。
ナイフの定番はモーラナイフが大人気でバトニングと料理のどちらにも使えます。
後日壊れたナタの代わりに下記のナイフを買いました。
まとめ
薪割りアイテムは基本的に斧が便利。状況によっては鉈やナイフでも大丈夫だよって話でした。
薪割り道具はある程度まで大は小を兼ねるけど逆はほぼ無理です。
結局はキャンプスタイルに合わせての使い分けになるので状況によって持っていくアイテムを選択しましょう。
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