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ペット保険に入らず30年猫を飼った結果|多頭飼いの医療費貯金という選択

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ペット保険に入るか迷っている方、特に多頭飼いの方は「全員分入ると月額が結構な額になる」と悩むことが多いと思います。

私自身、30年以上猫と暮らしてきて、最大12匹同居していた時期もあります。結論から言うと、私はペット保険には入っていません。

ただ、保険にも入らず、十分な貯金もできていなかった時期があり、満足に動物病院に連れて行けなくて悲しい思いをしたこともあります。

その経験から、口座は分けていませんが、猫の医療費のための貯金を残すようにしています。

この記事は「ペット保険に入るべき/入らないべき」という一般論ではなく、30年見送ってきた一個人の失敗談と、そこから辿り着いた現実的な備え方を共有するものです。これから飼う方の参考になれば。

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目次

なぜペット保険に入らなかったか

理由1:多頭飼いだと月額が膨らみすぎる

ペット保険は1匹あたり月額1,500〜4,000円程度。猫が増えるほど線形で増えます。

  • 1匹なら月3,000円 = 年36,000円
  • 5匹なら月15,000円 = 年180,000円
  • 10匹なら月30,000円 = 年360,000円

多頭飼いで全員分加入するのは、現実的にハードルが高かったです。

理由2:野良出身の保護猫だと加入条件が厳しい

昔のうちの猫は、ほとんどが野良出身の保護猫でした(今いる8匹は、みんなうちで生まれた子です)。正確な年齢が不明・既往歴が不明なケースが多く、保険加入の審査自体が通らないこともあります。

理由3:シニア期に保険料が跳ね上がる

多くのペット保険は更新時に年齢で保険料が上昇します。猫が一番病気しやすい10歳以降、月額が倍以上になることも珍しくありません。

「若いうちは安いけど、必要な時期には高くなる」という構造が、自分の経済感覚と合いませんでした。

貯金もできていなかった時期の話

ここからが本記事で一番伝えたい部分です。

「保険には入らない、その代わり貯金で備える」と頭では分かっていても、実際には十分な貯金ができていない時期がありました。

突発的な病気や怪我で動物病院に連れて行きたい、でも財布を見ると今月厳しい。そんなとき、本当はもっと検査をしてあげたい、もっと良い治療を選びたいのに、選択肢を狭めてしまった経験があります。

ある子のときに「もう少し早く、もう少しちゃんと診せてあげていれば」と後悔したことが、自分の中で大きな分岐点になりました。

「保険でも貯金でも、何かしらの備えがないと、いざというときに猫が割を食う」と痛感した出来事です。

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その教訓から:口座は分けずに、猫の医療費を残しておく

それからは猫の医療費のための貯金に手をつけないようにしています。口座は分けていませんが、猫にかかったお金はGoogleスプレッドシートで「ねこ代は◯円」と管理しています。

目安は「保険料のつもり」

保険に入らないなら、保険料と同じくらいの額を残しておくつもりで考えると、目安になります。

たとえば保険なら月3,000円かかる子が3匹いるなら、月9,000円が目安です。これなら保険と同じ家計負担で、使わなければそのまま残ります。

30年で実際にかかった医療費

記憶ベースですが、ざっくりまとめると以下のような額がかかってきました。

頻度の高い出費

  • ワクチン:1匹年6,000〜8,000円
  • 避妊・去勢手術:1回15,000〜20,000円
  • 血液検査:相場は1回5,000〜10,000円ほど(私が通っている動物病院はこれより安い)

大きな出費(実際にあった例)

  • 腎不全の入院(1週間):約10万円
  • 看取りまでの長期投薬:累計数十万円

これだけの出費に「今月は厳しいから様子見」を選ばなくて済むだけの蓄え。これが現実的な備えだと思います。

ペット保険を「入った方がいい」と思うケース

30年経験から、保険を勧めたいケースもあります。

  • 1匹飼い・若いうちから加入できる場合:月額が安く済む
  • 貯金体質ではない方:強制積立の意味で有効
  • 急な大金を出すのが難しい家計:分割払いが厳しい人
  • 純血種・先天性疾患リスクの高い猫種:高額医療リスクが高い

私自身が貯金できなかった時期のことを思うと、「自力で貯められない自覚がある人ほどペット保険は強制積立として有効」かもしれません。

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多頭飼いで医療費を抑える3つの工夫

1. 信頼できるかかりつけ動物病院を1つ持つ

顔なじみの病院だと、過去の病歴を踏まえて無駄な検査を減らしてくれることが多い。多頭割引がある病院もあります。

2. 健康診断を定期的に受ける

シニア期の慢性腎不全・甲状腺機能亢進症などは早期発見すれば治療費が安く済む。年1回の血液検査だけで大きな出費を防げることも。

3. 普段の食事の質を上げる

結局のところ、体に優しい食事と清潔な環境が最大の予防医療。フードのコストを下げすぎないことが、長い目では医療費削減につながります。

うちで使ってきたフードを紹介します。いちばん食いつきが良かったのはオリジンでした。ただ、安いフードのほうがよく食べることもあって悩みどころです。食べないよりは、食べてくれるほうがいいと思っています。

食いつきの良さで定評:モグニャン

白身魚ベースで香りが強く、偏食気味の子にも食いつきが良いと評判のキャットフード。グレインフリーで穀物アレルギーにも配慮されています。

▶ モグニャン公式サイトを見る

うちでいちばん食いつきが良かった:オリジン

カナダ産で世界90ヵ国で販売されているプレミアムフード。新鮮な食材を高配合した「バイオロジック」な設計が特徴。

▶ アカナ・オリジン公式サイトを見る

シニア猫の通院・投薬を効率管理する

多頭飼いで医療費貯金路線を取るなら、通院・投薬の管理は必須。「あの子の薬いつまでだっけ」を放置すると、必要な治療が滞ります。

30年の経験から作った無料アプリで、多頭飼いでも通院・投薬を一元管理できます。

ねこカルテ – 無料の猫健康管理アプリ

シニア猫におすすめのフード・ケア用品

日々のフード・ケア用品はしっかり選びたいところ。アイリスオーヤマ公式オンラインストア「アイリスプラザ」ではシニア用フード・サプリ・介護用品まで揃っています。

アイリスプラザ(公式)でペット用品を見る
▲ アイリスオーヤマ公式オンラインストア

食事から見直したい人には、穀物不使用(グレインフリー)のプレミアムフードという選択肢もあります。

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まとめ:「ノー対策」だけは絶対に避けてほしい

ペット保険は「絶対入るべき」でも「絶対入らなくていい」でもありません。自分の家計・猫の頭数・経済感覚に合わせて選ぶのが正解です。

ただ、私が一番伝えたいのは「ノー対策」だけは絶対に避けてほしいということ。保険でも貯金でも、何かしらの備えは必須です。

突然の手術費10万円が出せない状況で、後悔するのは飼い主自身です。猫はそれを言葉にして抱え込ませる方法はないけど、確実に最善の医療を受けられなくなります。

私と同じ後悔をする人が一人でも減ることを願って、この記事を書きました。

※本記事は個人の体験記録です。ペット保険の選び方や保険商品の詳細は、各保険会社の公式情報をご確認ください。

愛猫の通院や投薬、記録できていますか?

この記事を書いている私(猫9匹の飼い主)が、自分の通院・投薬管理のために作った無料アプリが「ねこカルテ」です。通院・投薬・体重・ワクチンの次回予定までスマホで記録でき、会員登録は不要。データはお使いの端末の中だけに保存されるので、個人情報の心配もありません。

かかった医療費を記録して見える化しておくのにも役立ちます。

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この記事を書いた人

黒っぽいネコのアバター 黒っぽいネコ 猫9匹と暮らす食べ歩き人

35年以上猫の多頭飼育、28年間の犬複数飼育経験のある動物好き。地元堺メインの食べ歩き・ペット・株主優待・水樹奈々に関することで「実際に経験したこと」ベースでブログに記録してます。✅FP3級

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