曽爾高原のススキは、奈良県の観光公式サイトで「10月上旬〜11月下旬」が見頃とされています。秋の土日祝は、村役場が「駐車待ちで3時間以上」と案内するほど混む場所です。
僕は2008年9月に、母と犬のリュウを連れて亀山峠の稜線まで登りました。ススキの穂が出始めたころだったので、見頃・駐車場・山灯りは公式サイトで確認した内容、歩いた様子は当時の記録として分けて書きます。
大阪から車で日帰りする人が、混む日を避けて計画するための下調べになればと思います。料金と日程は2026年9月24日時点の公式情報です。
曽爾高原のススキの見頃2026|穂は9月中旬から、金色は11月
| 開花時期 | 10月上旬〜11月下旬(なら旅ネット) |
| 穂が出る時期 | 9月中旬に穂が出はじめ、11月下旬に金色に染まる(同) |
| 季節の区分 | 初秋は9月下旬〜10月中旬、秋は10月下旬〜11月中旬(曽爾村観光協会の写真の区分) |
| 広さ | 約40ヘクタール |
| 2026年の色づき情報 | 9月24日時点で公式の発信なし |
公式の紹介文では、昼は日の光を受けて銀色、夕暮れは金色に見えるそうです。見頃の案内は公式サイトごとに少しずつ違いますが、9月下旬から11月までのどこかで行けば穂の出たススキは見られます。
ススキの状況を毎日発信している公式ページはありません。出かける前は曽爾村役場のライブカメラで高原の様子を見るか、曽爾村観光協会(0745-94-2106)に電話で聞くのが確実です。
駐車場と混雑|秋の土日祝は駐車待ち3時間以上
| 野口駐車場(民間) | 150台。普通車800円、バイク200円(終日)。高原まで徒歩1分 |
| 曽爾高原ファームガーデン | 150台。高原まで徒歩15分。料金は公式に記載なし |
| 国立曽爾青少年自然の家 | 一般の観光客は駐車できない |
| 大型・中型バス | 10月・11月の土日祝はバス駐車場を使えない(村役場) |
高原のすぐ下にあるのは野口駐車場です。観光公社が配っている古いハイキングマップには「終日600円」とありますが、今の奈良県の観光公式では普通車800円になっています。
営業時間や支払い方法は、どの公式サイトにも書かれていません。山灯りを見て夜に出る人は、停める時に現地で確認してください。
何時に着けばいいかは公式に出ていない
曽爾村役場は「秋の土日祝日は駐車待ちで渋滞が発生し、3時間以上待つ状況」と書いています。そのうえで、できるだけ平日に来てほしいとお願いしています。
臨時駐車場やシャトルバスの発表は、2025年も2026年も見つかりませんでした。土日しか行けない人は、朝の早い時間に着く計画で、待ち時間も込みで考えておくのが安全です。
カーナビの細い道に注意
大阪や京都から車で行く場合、観光公社は「針インターチェンジから国道369号を使って」と案内しています。カーナビによっては別のインターから車幅の狭い道を案内することがあるそうです。
曽爾高原山灯り2026|9月19日〜11月23日、日没〜21時
| 期間 | 2026年9月19日(土)〜11月23日(月・祝) |
| 時間 | 日没から21時まで |
| 場所 | お亀池の周辺(灯籠200個) |
| 料金 | 無料 |
| 雨の日 | 公式に記載なし |
| 問い合わせ | 曽爾村観光協会 0745-94-2106 |
山灯りは、お亀池のまわりに灯籠を並べる夜のイベントです。一度中止されていましたが、2025年に再開され、2026年も開かれています。
公式は懐中電灯・運動靴・防寒着を持っていくようすすめています。高原の直通バスは夕方で終わるので、山灯りを見るなら車で行くことになります。
大阪から曽爾高原への行き方
車は針ICから国道369号で約2時間
曽爾村観光協会の案内では、大阪から阪神高速松原線、西名阪自動車道、名阪国道と進み、針ICで降りて国道369号で曽爾村へ入ります。所要は約2時間です。
針ICからの時間は、公式サイトでも約45分と約1時間で表記が分かれています。冬は道が凍るので、12月以降に行く人は冬用タイヤが必要です。
電車とバスは直通バスの帰りの時刻に注意
電車の場合は、近鉄大阪線の名張駅から三重交通のバスに乗ります。大阪難波から名張までは近鉄特急で約60分、運賃1,210円と特急料金920円です(近鉄の運賃表)。
| 運行期間 | 10月1日〜11月30日のみ(20系統・名張駅前〜曽爾高原) |
| 運賃・所要 | 片道大人1,100円、約47分 |
| 行き(名張駅前発) | 平日 9:35/土日祝 9:35・10:35 |
| 帰り(曽爾高原発) | 平日 15:27/土日祝 14:27・15:27 |
この時刻は2025年10月1日改正の時刻表で、2026年のダイヤはまだ発表されていません。帰りの最終が15時台なので、バスで行く人は夕暮れのススキも山灯りも見られない計算になります。
乗り遅れた場合は、通年運行の路線が通る太良路バス停まで歩くことになります。高原から太良路までは、なら旅ネットの案内で徒歩45分です。
曽爾高原の歩き方|お亀池から亀山峠まで約15分
| 野口駐車場→高原の入口 | 徒歩1分 |
| お亀池の標高 | 710m |
| 亀山峠の標高 | 810m |
| 亀山峠→お亀池 | 約15〜20分(村役場とハイキングマップで表記が違う) |
| お亀池→ファームガーデン・お亀の湯 | 約15〜30分(同) |
高原の真ん中にあるのがお亀池で、ススキの斜面を登った先が亀山峠の稜線です。池と峠の高さの差は約100mあります。
さらに奥の二本ボソから倶留尊山の間は私有地で、入山料がかかります。金額は公式に書かれていないので、行く人は現地の料金所で確認してください。
2026年に出ている注意
- 6月29日に「遊歩道が台風の影響で浸水し、一部をバリケードで封鎖」と告知。9月24日時点で解除の告知はなし
- 9月1日に倶留尊山の付近で山林火災。9月3日に鎮火し、登山できるようになった
- 6月に曽爾村内で熊(子熊とみられる)の目撃情報。観光協会は熊鈴など音の出る物を持つよう呼びかけている
- 10月1日〜11月30日は曽爾高原でのドローン撮影ができない
- ススキを守るため遊歩道の外に入らない。火気は厳禁
2008年9月21日の記録|母とリュウと亀山峠の稜線まで(ススキの穂が出始め)
ここからは2008年9月21日に歩いた時の記録です。母と、当時飼っていた犬のリュウを連れて、ランエボで行きました。
車は野口駐車場に停めました。駐車料金を払ったかどうかは覚えていませんが、9月の下旬で駐車場はガラガラでした。


稜線の途中から見下ろしたお亀池のあたりです。9月の下旬は、まだ高原の大部分が緑色でした。


高原の奥に向かって続く斜面です。斜面の下の方にススキの穂が少し見えます。


亀山の稜線を見上げたところです。一番上まで登りましたが、登りはそれほどきつくありませんでした。


遊歩道の脇のススキは、穂が出て白っぽくなり始めていました。一面が金色になるのは、この1か月以上あとです。


道の脇には彼岸花が咲いていました。ススキの見頃より少し早く行くと、こういう景色も見られます。
18年前のことなので、料金や駐車場は上の2026年の情報を見てください。
犬連れのルールは公式に書かれていない
リュウとは稜線までいっしょに歩きました。ただ、曽爾高原を犬と歩く時の決まりは、村役場・観光協会・奈良県の観光公式のどこにも書かれていません。
連れて行く人は、リードを短めに持ち、フンは持ち帰り、遊歩道から出ないようにしてください。近くのサン・ビレッジ曽爾のキャンプ場は、犬を連れて泊まれるのがテントサイトCだけです。
母を連れて今行くなら|お亀池のまわりを歩くだけにする
今の僕でも、亀山峠の上までは登れると思います。ただ、母を連れて行くなら上までは無理なので、お亀池のあたりを歩くだけにします。
同じように長く歩けない家族と行く人のために、公式の情報から歩く量を減らせる点を拾いました。
- 野口駐車場から高原の入口までは徒歩1分。停められれば歩く距離はいちばん短い
- お亀池から亀山峠までは約100m登る。池のまわりだけなら登りは少ない
- 山灯りの灯籠はお亀池の周辺に並ぶので、峠まで上がらなくても見られる
- トイレは野口駐車場の付近とファームガーデンにある(ハイキングマップ)
駐車待ちの3時間は、歩けない家族にはかなりの負担です。母と行くなら、平日を選びます。
帰りの温泉と草餅
| 曽爾高原温泉 お亀の湯 | 大人900円、子ども500円。11月30日までは11時〜21時(最終受付20時)、12月からは20時30分まで(最終受付19時30分)。水曜定休(祝日は営業し翌日休み) |
| 曽爾高原ファームガーデン | レストラン10:15〜15:30(ラストオーダー15:00、混雑時は早めに終了)。曽爾高原ビールを造っている |
2013年12月にサン・ビレッジ曽爾でキャンプをした帰りに、お亀の湯に寄っています。お風呂の中のことは覚えていません。
覚えているのは、ファームガーデンの前にある小さなお店で買った草餅です。当時の記事を見ると、草餅と麦こんにゃく餅を買って、甘さ控えめのあんこがおいしかったと書いていました。
まとめ|秋の土日は平日に変えられないか考える
曽爾高原のススキは、9月中旬に穂が出て、10月から11月が見頃です。2026年の山灯りは9月19日から11月23日まで、日没から21時まで無料で見られます。
いちばんの問題は秋の土日祝の駐車待ちで、村役場は3時間以上と案内しています。平日に行けるなら平日、土日なら朝早く着く計画にしてください。















