谷瀬の吊り橋は渡るのは無料で、お金がかかるのは村営上野地駐車場の駐車料金だけです。2026年6月からは、自転車やバイクで橋を走ることが禁止されています。
僕は2010年8月に、母と犬3匹を連れて谷瀬の吊り橋へ行きました。駐車場や決まりは2026年9月27日時点の公式情報、橋の様子は当時の記録として分けて書きます。
車で行く前に駐車場を調べている人や、犬連れで渡れるか気になっている人の下調べになればと思います。
谷瀬の吊り橋の駐車場|村営上野地駐車場は普通車800円
| 名前 | 村営上野地駐車場(谷瀬の吊り橋の最寄り) |
|---|---|
| 料金 | 普通車800円・バイク400円・バス2,000円 |
| 料金の改定 | 2022年4月1日に普通車500円→800円、バイク200円→400円に値上げ |
| 台数 | 村の案内では60台(奈良県の案内では30台) |
| 1回か時間制か | 公式に記載なし |
| 停められる時間 | 公式に記載なし |
| 対岸(谷瀬側)の駐車場 | 公式に記載なし |
吊り橋を渡るのに料金はかかりません。村は、駐車料金の収入を施設の維持費や改修費に充てると説明しています。
周りの道は狭く、村は路上に停めると危険だとして、村営駐車場を使うよう呼びかけています。台数は村と奈良県で数字が違うので、混む時期は満車も考えておくと安心です。
僕が行った2010年8月の土曜日も、この上野地の村営駐車場に停めたと思います。それなりに混んでいましたが、停める場所はありました。
当時の駐車料金は覚えていません。
谷瀬の吊り橋を渡る時の決まり|一度に20人まで、二輪車は禁止
| 渡る料金 | 無料 |
|---|---|
| 渡れる時間 | 決まりはない(生活道のため)。早朝や深夜に騒がないよう村が呼びかけている |
| 人数 | 一度に20人以上は渡れない(奈良県の案内) |
| 自転車・バイク | 乗って走るのは禁止 |
| 犬連れ | 公式に記載なし |
| 橋の大きさ | 長さ297m、川からの高さ54m。1954年(昭和29年)に架けられた |
谷瀬の吊り橋は、谷瀬の集落の人が使う生活道でもあります。村は「生活用の鉄線吊り橋としては長さ日本一」と紹介しています。
自転車・バイクで走るのは禁止(2026年6月に看板を設置)
2026年6月、バイクで橋を走る動画がSNSで広まりました。これを受けて村は、橋の入口に「二輪車通行禁止」の看板とポールを立てています。
報道によると、地域の人以外が自転車やバイクで走ることは以前から禁止されていたそうです。村の公式Xも「吊り橋は歩いて渡って」と呼びかけています。
バイクで行く人は、上野地駐車場(バイク400円)に停めて歩いて渡ることになります。
犬連れで渡れるかは公式に書かれていない
村・奈良県の案内のどれにも、犬を連れて渡れるかどうかは書かれていませんでした。2010年に僕は犬を連れて橋を歩きましたが、今の決まりとしては確かめられていません。
足元は板で、すき間から下の川が見えます。人が多い日はすれ違いも狭いので、犬連れなら空いている時間を選ぶと渡りやすいと思います。
お盆は一方通行になった年がある
2013年のお盆(8月13日〜15日)は、混雑のため上野地側から谷瀬側への一方通行になりました。帰りは谷瀬側から上野地駐車場まで、臨時の村営バス(大人200円)で戻る形でした。
公式に残っている一方通行の告知はこの2013年のものだけで、今も毎年あるかは分かりません。お盆に行く人は、十津川村観光協会のお知らせを事前に見ておいてください。
谷瀬の吊り橋へのアクセス|車は五條から国道168号で約1時間
- 車:国道24号の五條市「本陣」交差点から国道168号を南へ。駐車場まで約1時間(奈良県の案内)
- バス:奈良交通 八木新宮線の「上野地(谷瀬の吊り橋)」で下車。JR五条駅から約1時間50分・2,000円、近鉄大和八木駅から約3時間・2,850円
- 住所:奈良県吉野郡十津川村上野地(奈良県の施設情報では上野地65-2)
八木新宮線は、上野地で約20分の休憩をとる便があります。休憩の時間は便によって違うので、奈良交通の時刻表で確かめてください。
国道168号は、大雨の時に雨量規制で通行止めになることがあります。2026年9月にも十津川村内の区間で規制が出ていたので、出発前に十津川村の道路情報を見ておくと安心です。
冬は、十津川村の手前の天辻峠(五條市大塔町)で凍結や積雪のおそれがあります。村は冬用タイヤをすすめています。
2010年8月28日の記録|母と犬3匹で谷瀬の吊り橋へ
ここからは2010年8月28日(土)に行った時の記録です。この日は犬たちを川で遊ばせようと、母と一緒に十津川村へ出かけました。


上野地側の高台から見た谷瀬の吊り橋で、橋の下の広場はキャンプ場です。夏の土曜日で、橋の上には人がずらっと並んでいました。


橋のたもとの案内板です。谷瀬の人たちは、洪水のたびに流される丸木橋の代わりにこの吊り橋を架けたと書かれていました。
案内板によると、1戸あたり20万円という当時としては大きなお金を出し合い、村の協力で完成したそうです。


入口には「危険ですから一度に20人以上はわたれません」という横断幕がありました。ただ当時の僕の目には、20人よりずっと多い人が一度に渡っているように見えました。


床は木の板で、両側は金網です。人が歩くたびに橋が揺れるので、高い所が苦手な人には怖いと思います。
僕は安全が確保されているなら高い所は平気なので、揺れも気になりませんでした。犬たちも怖がる様子はなく、ふつうに歩いていました。
ところが、母が真ん中あたりで怖がってしまいました。そこで引き返したので、向こう岸の谷瀬側までは渡っていません。


上野地側の展望所からは、橋を渡る人の列がよく見えます。高い所が苦手な人は、ここから眺めるだけでも橋の長さが分かります。
この訪問の翌年、2011年の紀伊半島大水害で十津川村は大きな被害を受けました。国道168号の全面開通は2011年10月30日、八木新宮線のバスの再開は11月1日です。
帰りに寄った道の駅十津川郷の行仙と河原(2010年)
吊り橋のあとは国道168号を南へ走り、道の駅十津川郷に寄りました。食事は道の駅の中の「そば処 行仙」でとりました。




この日は名物のめはり寿司がついた定食を食べました。そばは普通のそばより白っぽく、コシがかなり強くて食べごたえがありました。
柔らかい麺が好きな人には、少し硬く感じるかもしれません。


食事のあとは、すぐ近くの河原で犬たちを遊ばせました。石の河原が広く、下から見上げる赤い橋がいい眺めでした。


当時一緒に暮らしていた、ラン・レナ・マオの3匹です。ランはお母さん犬、レナはランの娘です。


川の水は底の石まで見えるほど澄んでいました。ランは水に入って満足そうでしたが、怖がりのレナはほとんど川に入りませんでした。


トイプードルのマオは、この日が川デビューでした。まったく怖がらず、河原をぴょんぴょん跳ね回っていました。


河原は石がごろごろしているので、犬の足元には気をつけてあげてください。小さな滝のような所もあり、場所によってはかなり深そうでした。


帰りは、高野龍神スカイライン沿いのごまさんスカイタワーに寄ってから帰りました。スカイタワーの営業時間や冬の休業は、高野山の紅葉の記事にまとめています。
道の駅十津川郷とそば処 行仙の今(2026年)
| 住所 | 奈良県吉野郡十津川村小原225-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 8時30分〜17時30分(12月〜2月は9時〜17時)。近畿「道の駅」の案内では9時〜17時 |
| 駐車場 | 無料。普通車18台・大型2台・身障者用2台(道の駅の公式) |
| トイレ | 24時間使える |
| そば処 行仙 | 道の駅の2階。11時〜15時。定休日は公式に記載なし |
| そのほか | 無料の足湯、特産品の売り場 |
行仙は、2026年の村の観光ページにも営業時間つきで載っています。道の駅の営業時間は案内によって違うので、遅い時間に寄る人は電話(0746-63-0003)で確かめてください。
道の駅は車の出入りが多いので、犬連れなら駐車場ではリードを短く持っておくと慌てずに済みます。
谷瀬の吊り橋の近くのオートキャンプ場|予約は電話
吊り橋のすぐ下と少し上流には、キャンプ場があります。「谷瀬の吊り橋 オートキャンプ場」で調べる人が多いのは、上流の「谷瀬つり橋オートキャンプ場」です。
| 場所 | 吊り橋の少し上流の川沿い(奈良県の案内では約1km)。十津川村大字上野地8 |
|---|---|
| 入場料(1泊) | 大人500円(中学生以上)・小人300円(3歳以上) |
| 駐車(1泊) | 1,000円(2泊目は半額) |
| テント(1張) | 1,000円 |
| 日帰り | 入場料 大人300円・小人200円、駐車500円、テント500円 |
| 予約 | 電話のみ(0746-68-0118)。テントサイトには予約できる区画がある |
| 受付 | 6時〜17時。キャンプの車の出入りは21時まで |
| 設備 | 炊事場、水洗トイレ(洋式あり)、シャワー(100円で3分)、五右衛門風呂 |
料金は公式サイトの例で、大人2人・子ども2人・テント1張の1泊が3,600円です。バンガローやログハウスもありますが、宿泊料金は公式サイトに載っていませんでした。
休みは公式サイトでは年末年始、奈良県の案内では年中無休となっています。ゴールデンウィークとお盆は、チェックアウトが正午になります。
橋を渡った谷瀬側には、「つり橋の里キャンプ場」(0746-68-9000)もあります。
僕は2010年のあと、谷瀬には行っていません。次に行くなら、日帰りではなくキャンプで泊まってみたいと思っています。
まとめ|駐車場は上野地の村営、橋は歩いて無料
谷瀬の吊り橋は渡るのは無料で、車は村営上野地駐車場(普通車800円・バイク400円)に停めます。2026年6月からは自転車やバイクで走れないので、バイクで行く人も橋は歩いて渡ります。
一度に20人までの決まりがあり、お盆は一方通行になった年もあります。犬連れの決まりは公式に書かれていないので、空いている時間を選ぶと落ち着いて渡れます。













