串本でアオリイカをエギングで狙いたいけれど、どこから回ればいいか分からない。そんな人に向けた記事です。
春と秋の時期、僕が昼に回った11か所の時間と様子、釣れた場所とエギ、行く前に知っておきたい決まりと道路の事情をまとめました。
僕はエギングで長く釣れず、2019年4月のこの日に初めてアオリイカを釣りました。前の年に夜のすさみで釣れなかった話も載せています。
釣れなかった9か所も、何分いて、なぜ移ったかを書きました。
串本のアオリイカはいつ釣れる?春と秋の時期
| 春(4〜6月) | 産卵で岸に寄る大型の親イカの季節。南紀の釣具店の解説(2025年10月)では1〜3kg級で、いちばん釣果が安定するのは5月 |
|---|---|
| 秋(9〜11月) | その年に生まれた新子の数釣りの季節。同じ解説では300〜800g級で、安定するのは11月 |
| 2026年の春の例 | 4月3日に串本町出雲で6杯、合計7,600g(同じ釣具店の釣果記事。釣り方の記載はない) |
| 2026年の秋の例 | 10月2日にすさみ漁港でエギングの530g(同じ釣具店の釣果記事) |
春は数が出にくいかわりに型が大きく、秋は小さいかわりに数が出ます。僕が初めて釣ったのは、春の4月でした。
2019年4月に串本からすさみまで11か所を回った記録
2019年4月21日、友人と2人で串本へ行きました。天気は曇り、潮は大潮で、干潮が13時3分です。
前の年に夜のテトラで怖い思いをしたので、この日は昼だけにしました。少し投げて反応がなければ次へ移る回り方です。
| 1. 紀州なぎさの駅 水門まつりの裏のテトラ | 7時半ごろから約20分。反応なし |
|---|---|
| 2. 出雲漁港の南側のテトラ | 7時57分から約40分。反応なし |
| 3. 潮岬の萩尾の漁港の南の堤防 | 8時43分〜9時10分。反応なし |
| 4. 須賀の浜の漁港 | 9時23分〜11時。アオリイカ1杯(778g) |
| 5. 袋港のいちばん奥の小さい堤防 | 10〜15分。反応なし |
| 6. 袋港の南、南紀シーマンズクラブ前の小さい堤防 | 12時36分まで。コウイカ1杯 |
| 7. 高富のコンビニ横の砂浜 | 13時すぎ。反応なし |
| 8. 有田漁港 | 13時26分から約50分。反応なし |
| 9. 田並漁港 | 場所が空いておらず、すぐ移動 |
| 10. 田子の、双島が見える小さい堤防 | 4投ほどで移動 |
| 11. すさみの漁港 | 15時半ごろから30分。反応なし |
場所の名前は、当時の僕の呼び方を元にしています。
3は釣具店の地図では船瀬漁港(萩尾漁港)と書かれています。4は県の漁港の一覧では須賀漁港、11は周参見(すさみ)漁港です。
釣れたのは4か所目と6か所目で、どちらも午前中でした。
朝の3か所は反応なし


1か所目は、紀州なぎさの駅 水門まつりの裏のテトラです(2019年4月)。広くはなく、エギングの人と穴釣りの家族がいました。
少し北は堤防になっていて、足場のよい所にはエサ釣りの人が並んでいました。20分ほど投げて反応がなく、移動しています。


2か所目の出雲漁港では、港の中で漁師さんが海苔を干していました。湾の中は浅く、40分ほどで移動しています。
写真の堤防には「禁漁区」と書いてあります。何が対象なのかは調べても確かめられなかったので、ここで竿を出す時は現地の表示と地元の方の案内に従ってください。


3か所目は潮岬の萩尾の漁港です。沖へ進むほどテトラが大きくなり、歩けそうになかったので内側で投げました。
堤防は途中から一段高くなっています。帰りに高い所から低い所へ降りる時に転んで、少しけがをしました。
4か所目の須賀の浜で初めてのアオリイカ(778g)


9時23分に釣りを始めました。外の海へ向けて投げたくて先端まで行きましたが、テトラは傷んでいて歩ける道が見つかりません。
あきらめて港の内側で投げることにしました。奥はとても穏やかな漁港です。


何投かして、底から4回ほどしゃくりました。もう一度底まで沈めてしゃくった時に、急に重くなっています。
また藻を引っ掛けたと思って巻くと、ぐっと引っ張られました。水面まで上がってきたのがこのアオリイカです。


アオリイカが食べたくて釣りを始めて7年、そのうち5年はエギングをしていませんでしたが、やっと1杯釣れました。
当たりは分かっていません。エギはデュエルのEZ-Qキャスト(マーブルオレンジ・3.5号)で、エギに釣らせてもらった1杯です。
そのあと11時まで続けましたが、次の当たりはありませんでした。
6か所目の袋港の南でコウイカ


5か所目は、須賀の浜から車で5分ほどの袋港のいちばん奥です。小さい堤防の両側にヤエン(生きたアジを泳がせる釣り)の人がいました。
場所が狭く、10〜15分で移動しています。


6か所目は、来た道を少し戻った南紀シーマンズクラブの前です。岸の端から、新しくてきれいな小さい堤防が出ています。


左の浅い所へ投げて、底で数回しゃくったあと、底をゆっくり探っていると急に重くなりました。上がってきたのは小さめのコウイカです。
エギは音の出るEZ-Qキャスト ラトル(リアルクルマエビ・3.5号)でした。周りに変化が何もなかったので、音で広く気づかせるつもりで選んでいます。
午後の5か所は反応なし


7か所目は、昼ごはんを買ったコンビニの横の砂浜です。とても浅い場所は人が入らない分イカが残っていることがある、という話を見て試しました。


8か所目の有田漁港は、べた凪で人もいませんでした。地面には墨の跡がたくさん残っています。
向かいの堤防との間の、潮が動きそうな所を50分ほど探りましたが、釣れませんでした。


9か所目の田並漁港は、先端にヤエンの人がいて投げる場所がありませんでした。10か所目は双島が見える小さい堤防で、浅くて狭く、4投ほどで移動しています。


最後は、前の年に釣れなかったすさみの漁港です。前の年に入れた場所には入れなくなっていて、内側で30分だけ投げました。
アオリイカは刺身と天ぷらにした


持ち帰って量ると778gでした。袋ごと量ったので、少し誤差があります。


上がアオリイカ、下がコウイカです。




その日は刺身、次の日は天ぷらにしました。どちらも歯ごたえがあって、普段スーパーで買うイカとは違うおいしさでした。
前の年は夜のすさみで釣れなかった(2018年3月)


昼に回ることにしたのは、前の年の失敗があったからです。2018年3月30日の夜、友人たちとすさみの漁港へ行きました。
テトラは大きく、角ばっていて滑ります。夜中に跳んだりよじ登ったりしながら歩くのは、かなり怖かったです。
足元のテトラは数m先まで沈んでいました。エギが近くまで来たら早めに上げないと、引っ掛かったり糸がこすれたりします。


21時から0時ごろまで投げて反応がなく、いったん仮眠しました。朝4時すぎに戻ると、潮が上がって元の場所は水に沈んでいます。
朝も当たりはなく、僕は1杯も釣れませんでした。一緒に行った友人は、夜のうちにヤエンでアオリイカを釣っています。
この時に決めたのが、まず昼に行ってエギの動きを目で確かめることと、テトラではなく堤防で釣ることでした。
昼に回って分かったこと
- 釣れた2杯は、どちらも午前中で、港の内側の浅い所だった
- どちらも、底まで沈め直してしゃくった直後に重くなった
- 外向きのテトラは大きくて歩けない所が多く、内側で投げることになった
- 小さい堤防は、先に来た人がいると投げる場所がない
- 1か所は20〜50分で見切って、次へ移った
僕の1日ぶんの記録なので、いつもこうなるとは言えません。初めて回る時の目安にしてください。
使った道具とエギ
| 竿 | メジャークラフト ソルパラ SPS-862E |
|---|---|
| リール | ダイワ クレスト 2506 |
| 糸 | PEライン0.6号に、フロロカーボンのリーダー2号 |
| 釣れたエギ | デュエル EZ-Qキャスト 3.5号(マーブルオレンジでアオリイカ、ラトルのリアルクルマエビでコウイカ) |
エギはほかにもいろいろ投げましたが、釣れたのはこの2つだけでした。
潮の時間は、関西の釣り場向けに作った無料の潮見表アプリ(関西潮見表)で見られます。
行く前に知っておきたいこと|決まりと道路
| 採ってはいけないもの | 和歌山東漁協の案内では、漁業権の対象になっているイセエビやタコなどは釣っても採ってもいけない |
|---|---|
| 港ごとの決まり | 町と漁協の公式の案内では、港ごとにエギングができるかどうかは確かめられなかった。現地の看板と地元の方の案内に従う |
| 高速道路 | 紀勢自動車道はすさみ南ICまで。その先のすさみ串本道路(19.2km)は令和9年夏に開通予定(国の2025年4月の発表) |
| 通行止め | 2026年9月14日8時から12月18日17時まで、すさみIC〜すさみ南ICの下り線(串本方面)が終日通行止め(国の2026年7月の発表)。この間は一般道の国道42号を走る |
漁港は漁師さんの仕事場です。車は作業の場所や出入口をふさがない所に停め、ゴミは持ち帰ってください。
テトラや堤防の上ではライフジャケットを着てください。僕は昼の堤防でも転んでけがをしました。
泉南の秋の新子と、串本で食べる・泊まる
大阪から近い泉南でも、秋はアオリイカの新子を狙えます。時期と深日港の釣り場は別の記事にまとめています。


1か所目のテトラの前にある水門まつりでは、別の日にマグロ丼を食べました。串本で泊まるなら、大島のキャンプ場の記事も参考になります。




まとめ
僕がアオリイカを釣れたのは、今のところこの日の1杯だけです。また行きたいと思いながら、なかなかタイミングが来ていません。
11か所の時間と様子が、初めて串本を回る人の下調べになればうれしいです。







