今から5年11ヶ月前の2016年7月25日、大ブームで社会現象になって色々と問題も起こったスマホアプリ、ポケモンGOが日本でサービスを開始した3日目。
サービス開始日からアプリをインストールして遊んでた僕は、普段歩かない場所をひたすらポケモンを探して歩いてました。
そして僕は後にネロという名前になる存在と運命の出会いをします。
鳴き声はするが姿は見えない、でも気になってしょうがない
ポケモンGOをしながら歩いてると、車通りがかなり多い臨海道路の歩道部分に植わっている垣根?から声がします。
まるで猫の下僕が通りかかった事を、理解したかのタイミングで鳴き始めました。
そして僕はもちろん『職業:猫の下僕』ですから、子猫であろう存在の声を聞いてしまったらとりあえず姿を視認するまでその場を離れられません。
なぜなら猫の下僕だから。
え?全然わからない?木しか写ってない?確かにこの写真では全然わからない。
何度か写真を撮って、この写真ならギリギリ見つけられそうです。真ん中の白黒です。
そして発見した猫はかなり小さく、まだ目も見えてなさそうな位の大きさです。
さらに確認しても、周りに親猫らしきものや、兄弟猫らしきものの気配は全くありません。
そんなこの場所は数メートル先でほぼ全ての車が、常に速度違反で走る片側3車線の大きな道路。
それに昨今どこでも増殖してるカラスもこの辺は多い。
とは思ったものの食料を確保するために、母猫が留守にしてるだけの可能性もある。
ということでしばらく時間をおいてみることにした。
ちなみにこの時、時刻は16:18です。
運命の選択 あなたは子猫を助けますか?見なかったことにしますか?
見つけた野良猫をいちいち全部保護して育ててたら、我が家は猫破産します。
心情的には全ての猫を助けたいと思いますが、それはできないので基準を決めてます。
それは「終身飼育か見捨てるか」という両極端な2択です。
よく公園などで野良猫に餌をやるだけで糞の始末もしない、ゴミクズ野郎がいっぱいいますが、あんな奴は悪です。
野良猫は生きてますから餌を食べれば糞をします。そしてそれはそのあたりで放置。
これが野良猫に餌をやるだけで良いことをしてると思い込んでる、悪党の所業。
餌をやるなら家に連れて帰って飼え、無理ならいらんことすんな。
お前のやってることは自分だけが気持ちよくなるためのエゴだ。
というのが僕の考えなので野良猫を見つけた時の選択は極端にしてます。
そんなわけで最初の邂逅から約2時間後、18時ごろにケージを持って子猫を保護しに行きました。
そして周りに親猫や兄弟がいないことを再度確認して、子猫を保護。
こうして真祖ネロの太く短い猫生が始まる
そうして連れてきた名もなき子猫へおかんがスポイトでミルクを飲ませます。
唐突に差し込まれたスポイトにびっくりしたのか顔を背けてます。
よくよく観察すると、目は開いてるけどまだ見えてない様子。
この状況でこの子は僕が通りかかったタイミングで鳴いたんですよ。
これはもはや運命。
ちなみにこの時、まだネロという名前は誕生してません。
命名の時の由来は少し変わってると思うので、それはまた後日。
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まとめ
今回からネロを拾って来たときからの事を、連載形式でアップしようと思います。
そんなわけで第一回はネロと出会って保護するまでの初日の様子でした。
途中、無責任な猫餌ヤリストへの本音を爆発させましたが、そこはスルーしてください。
次回からは流石に1日毎ではなくある程度まとめて写真を投稿しようと思ってます。
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